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オンライン教育シリーズ1: インターナショナルスクール5校から学ぶ、オンラインを活用した遠隔学習導入へのヒント

April 19, 2020 Emi Takemura
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今回の新型コロナウィルスの終息もまだ見えない一方、香港のデモや自然災害など、今後もいつ遠隔学習が必要になってくるか分からないという事が今回の新型コロナウィルスのパンデミックで明らかになりました。GIGA スクール構想もあり、日本もいつでも遠隔学習が可能となるレジリアンスのある学習組織へと以降していくフェーズに入りましたが、実態としてはインフラがやノウハウが不足しているので、私学やインフラ整備が進んだ一部自治体や学区を除いてはまだまだオンライン教育への移行は進んでいないません。一方で、インターナショナルスクールは、従来からITを学校運営や授業の一部として活用をしている学校が多く、休校措置が始まってから比較的単騎でオンラインでの授業を再開しています。アメリカン・スクール・イン・ジャパン (以下 ASIJ)、横浜インターナショナルスクール (以下  YIS)、ユナイテッド・スクール・オブ東京 (以下UST)、モンテッソーリ・スクール・オブ東京(以下 MST)、そして日本より早くから遠隔学習を始めている香港インターナショナルスクール (HKIS) の5校におけるオンライン学習の現状についてインタビューと調査、そして我が家での小・中学生の過去1ヶ月半の家庭学習という実体験も踏まえた最新状況のレポートです。今後のオンライン活用のリソースとしてご覧いただければ嬉しいです。

学校でオンライン学習を取り入れるために必要な要素

オンラインでの学びを取り入れるには、以下の14の要素を考える必要があると、現在オクラホマ州のCasady School 高校にて技術導入とイノベーション・スペシャリスト、学習コーチを務められているウェルシー・フライヤー氏は述べています。

The Why - どのような学習者を育てたいかという教育のビジョン。

Student Computing Devices - オンラインに接続できるデバイス(iPad、ラップトップなど)

LMS - SIS Databases - LMS (学習管理システム)とSIS(生徒管理システム)のデータベース。例えばグーグルクラスルームは、同サイトを通じて生徒の出欠管理や宿題の指示を出したりなど、クラスの学習状況の一元管理する事ができます。

Technical Support - 技術的なサポート。

Professional Development - 教員への利用法研修だけでなく、教員が実現したい技術導入のサポートやベストプラクティスの共有なども含みます。

Instructional Support - 技術的なサポートだけではなく、教授法としてのベストプラクティスのサポートも含みます。日本では現場の先生がアップル認定などを取られている事がありますが、米国では、指導コーチという職業があり、オンラインに限らず指導法を紹介したり、導入サポートを行っています。

Infrastructure - 学内でのWi-Fiを実現するために必要なインフラで、ケーブル、ネットワークスイッチ、ルーター、アクセスポイント、ファイヤーウオールなどを含みます。現在の状況では、家庭のWi-FIインフラが大きな課題です。

Web Filtering & MDM - ウェブのフィルタリングとMDM(モバイルのデバイス管理)は、適切な利用や悪意のあるユーザーから子ども達を守るために必要です。

Curriculum - カリキュラムはデジタル教科書だけではなく、オンラインの豊富なインタラクティブなリソースやオフラインでの活動も想定に入れたカリキュラムの設計

Parent Education - 保護者へのガイダンスや理解や協力を得るためのサポートやコミュニケーション

Learning Spaces - オンラインの活用が融合される学びのスペース。現在の場合は自宅の学習環境となります。

SSO & Security - SSO (シングル・サイン・オン)は1つのIDとパスワードで複数のシステムにログインができる仕組みで、例えばグーグルのG Suite for Educaiton では、複数の教育サービスに、グーグルのIDとパスワードでサインインができるというものです。先生やサポート側の管理コストを減らすためにはとても大切な考え方です。米国ではアイデンティティの盗難など多くのプライバシーの問題が発生しているので、可能な限り2要素認証(例:SMSにコードが飛び、それを入力して入るなど)などがオススメだそうです。

Financing - IT インフラを導入するには、デバイスの調達だけではなく、保守、管理者、研修、利用サービスの費用など様々なコストがかかります。デバイス導入だけではなく、意味のあるITインフラの導入を実現するために、経年の予算プランは大切です。

Policies Expectations RUP - Policies Expectations は利用に関する期待値のガイドライン、RUP は責任のある利用ポリシーを意味します。学校だけでなくデバイスを使う生徒側にも、利用のガイドラインに同意してもらう事で、大切にかつ他者の尊厳を傷つけない利用法を遵守する事が大切です。

出典: http://www.speedofcreativity.org/2020/01/23/modern-learning-in-school-the-14-legs-of-the-table/

Modern Learning_ Legs of the Table.jpg

現在、急スピードでオンラインを活用した遠隔学習へのスイッチが求められた状況では、上記の14全てに取り組む訳にはいきませんが、1) 家庭でのデバイスの確保、2) Wi-Fiアクセスの整備、3) 遠隔学習でのカリキュラムデザイン、4) 利用が決まった基本ツールの教員研修(オンライン会議システム、グーグルクラスルーム、ロイロノート、スタディサプリ、Classi など)、5) 保護者へのコミュニケーション 、6) 学習環境の整備、の6点が最重要課題となっています。Wi-Fiアクセスについては各キャリアによる「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」の実施により支援の目処がたちましたが、デバイスについては、家庭のスマホやタブレット、パソコンを基本利用する形で、困難な家庭に貸し出しをするなどの措置の整備が危急です。インターナショナルスクールでは1と2は概ね解決しているという前提で、困難な家庭には個別対応をしています。本記事では 3、4、5、6の4点について紹介します。

遠隔学習でのカリキュラムデザイン

1) 同期した学習体験と非同期の学習体験の補完関係

どの学校にも共通しているが、発達段階により同期でのオンライン学習の時間は異なります。小学校については、基本的には学習の主体は家庭となっており、保護者が子どもの学習のリズムを整える役目を担っています。小学校では朝の会だけオンラインで、科目ごとの日々の課題が出され、アプリやEメールで提出する事で学習を進めている学校もあれば、1日2-3時間のオンライン授業と宿題という形の学校もありますが、スクリーンタイムは限定できる様に同期したオンライン授業は限られています。課題や宿題は、オンラインを活用するものもあれば、オフラインのものも混在しています。一方で中学や高校になってくると、よりオンラインでの同期した授業が増え、課題の提出もグーグルのドキュメントやスライド、動画のアップロードといった形でオンラインでの取り組みが増えています。

YIS 中学の副校長のレベッカ・マドリッド氏は、オンラインでの同期学習には大きく3つのポイントがあると述べています。「1つ目は、課題についてのガイダンスを行う事です。どのような学習体験なのかという事を共有します。2つ目は、語学学習で最も使うのですが、小グループに分かれて会話の練習をするといった授業です。日本語についてはノンネイティブレベルとネイティブの2レベルで行っています。会話の内容はレベルによって異なり、ネイティブだと課題図書についての話し合いを行ったりします。3つ目は、生徒にフィードバックを与えたり、生徒の質問に答える時間です。」

ASIJ のクリス・ベル先生は、「オンライン授業ではより学びの真正性が大切になってくる」と伝えています。例えば今までの学校の授業では、微積分学の準備クラスにて、先生が波の見本を提示していたが、遠隔授業では、生徒が身の回りから波を見つけて、公式を使って分析し、クラスでシェアをすると言う形に切り替えたのだそうだ。

国際バカロレアでは、同期と非同期の適した学びのアクティビティについて以下の表で紹介をしている。同期と非同期の授業デザイン要素の参考になりそうである。「*」はモバイル端末でも可能なアクティビティである。

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出典: p3 Online learning, teaching, and education continuity planning for schools


2) 規則正しい生活の基盤となるスケジュール

子ども達の健全な発達に規則正しい生活は大切であるが、パジャマのままオンラインの教室に入れてしまう遠隔学習では、クラスメートというピアプレッシャーもない中で裁量がありすぎると、よほど自己管理スキルの高い子どもでない限り、子どもの学習モードへの気持ちの切り替えが難しい。

2019年の香港の大規模デモの際に、遠隔学習を急遽余儀なくされた経験のあるHKISの高校の校長、デイビッド・ラブリン氏によると、「最初は先生が何でもできる裁量を与えたのですが、数日して、時間割に戻して同期した学びの仕組みに以降する必要がある事がわかりました。」「そして2020年の1月に休校が決まった時、2週間の休校について新聞で知り、数日で準備をしなくてはいけませんでした。チームでどのようにするか話し合いました。その結果、できるだけ時間割に忠実な形で通常の学校のように運営することを決めました。結果、我々の仕組みは、生徒が学校にいる時にとても似ています。」とSwivl社のインタビューで答えている。高校の場合履修科目と単位も多く、学生の集中力も高いので、通常と同じスケジュールでも学び続ける事ができるのであろう。

とはいえ、生徒はずっとオンラインで先生の講義を聞いている訳ではなく、中学校の例では、先生が最初に10分ほど解説をした後は、教科書を読んだり学習ゲームを行ったりという個別の活動を行うなど、生徒が学習モードを切り替えながら、休みをこまめに入れて行っている。HKISの参考授業プランはこちらに公開されているので参考にして欲しい。https://docs.google.com/document/d/16ufkR6TYwsTAa2L98RsO8AD20O8vq8Nw0P5PDY4w594/edit

ASIJ では、6-8年生までは45-60分のクラスが1日4クラス、そして9-12年生は60-90分のクラスが2日間で7クラスという時間割でオンライン授業を行っている。YIS では、中学も高校も30分毎のオンライン授業が1日4コマとオンライン疲れに気を使った時間割となっている。同校では、休み時間も細かく設定し、2限ごとに45分の非同期の時間や、2時間の昼休みを入れる事で、生徒がスクリーン疲れからリフレッシュできる時間を設けている。MST の中学では、午前中は先生との1対1の時間が設けられているため、日によってオンライン授業のコマ数が異なるが、自習と授業、個別指導の組み合わせとなっている。 長期に遠隔学習を行う場合は従来の授業時間数の考え方を変えて、家庭学習の成果も含めた習熟度や課題提出などで判断するなど、履修についての考え方を改める必要があるだろう。

また小学校においてはどの学校も、日々課題が出されて主に家庭学習の形をとっている学校が多いため、保護者がつまづきをよりこまめにサポートすることが期待されているため、通常の学校生活より保護者の役目は大きい様です。

AIJS 中学と高校の大まかな学習時間目安とリソース

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出典:The American School in Japan, Distance Learning

3) 教科学習だけでなく、生徒のウェルビーイングを保つ工夫

チェックイン/朝の会

多くの学校で、朝や午後の時間に、15分から30分程度、先生と生徒が顔合わせをして、遠隔学習で子ども達が孤独に感じたり、困惑する事を防ぐ「チェックイン」を実施している。娘の小学校では、ズームのブレイクアウト機能を活用し、少人数のグループでの話し合いも実施しています。 最初は子ども達がマイクをオフにするといったルールを知らずに雑然としたスタートでしたが、すぐにエチケットを学び、週2回のクラスでの集まりは有意義な時間となっているようです。

フォームでの日々のチェックイン

また米国では、グーグルフォームを使って朝のスタートと1日の終わりの様子を提出してもらう先生もいるようです。オンライン会議システムが使えない場合や、個別の子どもたちの様子を知るためにはこのようなツールを使うのも良いでしょう。ラインのようなメッセージツールを使うことも出来ますが、オンライン会議だと録画の一括保存が可能で、グーグルフォームだと、グーグルクラスルームと連携しているといったメリットがあります。メッセージアプリに個別にくる連絡は、記録を残すのが難しいという運用面での側面も検討しておくべきでしょう。始めるのは簡単ですが、運用負荷も考えることが大切です。

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出典:https://jenniferfindley.com/free-daily-check-in-google-forms-distance-learning/

休憩時間の確保:

オンラインの授業は参加してみると分かるが、教室の授業より生徒にも先生にも疲れがたまります。細かい休憩時間の確保や十分な昼休み、夜の休息はとても大切です。また合間にグループで体操など、少しでも身体を動かすきっかけもあると良いですね。

ソーシャル活動:

遠隔学習が馴染んできたYISでは、生徒会活動がオンラインで再開したり、生徒がポッドキャストを作るといった今までにない活動も始まっているそうです。またASIJでは、先週10名以上の先生と50名以上の生徒が参加してオンラインのワークアウトを行ったり、学校コミュニティとしての繋がりを維持するイベントを考案しています。またMSTでは、希望者による学期末に公演予定のミュージカルのレッスンがキャストメンバーで行っています。

カウンセラーのサポート:

リスクが高いと判定された子どもたちを、定められたステップを通じてカウンセラーが生徒にコンタクトをするプロセスがASIJでは準備がされています。YIS も先生とカウンセラーが先生や管理職と連携して心配な子どもたちと頻繁に連絡をとっているそうです。この様な連携をスムーズにするために、LMSを通じたデータ連携は、遠隔で素早く協働して子どもを支援するために必須なツールとなります。患者を複数の医者で診察するためにカルテが有効なのと同様に、複数教員で同じ生徒をサポートするための情報連携は、遠隔授業ではより大切になってくるでしょう。

4) 欲張りすぎない

YIS 中学校副校長のレベッカ・マドリッド氏は、遠隔学習の難しさについてこの様に述べている。「教室での授業より、遠隔学習は授業の速度の調整が難しいです。今先生達も、生徒達にどうすれば素早くフィードバックが出来るかを考えています。教室だと生徒が取り組んで様子が見えるので分かるので、素早くサポートができます。」また、「先に休校が始まった中国や香港の学校からも、「子どもが学ぶのにより時間がかかるから、内容を少なめにした方が良いよ」とアドバイスを受けていました。」そうで、学習のペースが今までと違うことは想像が出来ていたそうだが、実際に授業を始めてみるとすぐに友達に相談したり、先生にタイムリーに質問することが難しい遠隔学習においては、子どもは相談することを躊躇することもあり、学習に2倍程度の時間がかかると感じているそうだ。そこで、より長い時間チャットで質問を受け付けたり、提出期限が過ぎた生徒にリマインドを出すなど工夫されているそうだ。特にインターナショナルスクールは海外に帰国している生徒もいるので、生徒対応の時間帯も様々で、先生の働き方もかなり通常と異なっているので、その負担増も考える必要があるだろう。 ちなみに先生にとっての授業準備も、同期と非同期の学びを考えるということもあり通常より時間がかかる。その点も踏まえて欲張りすぎないのが大事なポイントである。

ASIJ のクリス・ベル先生は、「我々は毎週月曜日に教員が学ぶ時間を設けています。そこで、教科の先生で相談しているのが、何を手放して、クリティカルな学びとして何をカバーすべきかです。例えば高校生の多くはAP(大学レベルのアドバンスコース)を履修するので、そのためには何をカバーしなくてはいけないかは見えています。」と教えてくれた。

テクノロジーを授業に取り入れるブレンディッド・ラーニングの専門家であるケイトリン・タッカー氏もこの様に伝えている「私はいつも先生方に"less is more (少ない方が多い)"という考えを受け止める様に励ましています。なぜならオンラインでは全てにより時間がかかるのです。」日本でこれから遠隔のオンライン学習を取り入れる際には肝に銘じるべき言葉でしょう。

5) 子どもの学習基盤となるツールの設定

オンラインで授業や話し合いができるズームやマイクロソフトチームがまず繋がる方法として注目されているが、有意義な学びを長期にわたって続けるのに欠かせないのが学習基盤となるツールです。多くの小学校では、タブレットに搭載した Seesaw (シーソー) など学習記録アプリを使って、宿題を出したり、生徒が課題を提出したり振り返ることを可能にしている。中高では、Padlet (パドレット)やFlipgrid (フリップグリッド)といった動画や音声のレポート提出に活用できるツールも人気です。これらのツールを活用することで、 先生は提出物にコメントをつける等、非同期の学習サイクルを作っています。シーソーは家族も使う事ができるため、生徒の学習状況が可視化され、保護者も学習支援をしやすくなるというメリットもあります。また日本でロイロノートを活用して、生徒が自らの目標設定と振り返りを行っている前原小学校の蓑手先生は、「このようなツールを使う事で、他の先生の生徒へのフィードバックを見ることも出来るので、教員がお互いから学ぶ事ができる。」と、従来の学校では実現しづらかった可能性を先日参加した勉強会で指摘されていました。

基本ツールの教員研修(オンライン会議システム、グーグルクラスルーム、ロイロノート、スタディサプリ、Classiなど)

テクノロジーが好きな人でも、新しいオンラインツールを使いこなし、増してや数十人の子どもと一緒に使うのはドキドキする事です。ASIJ のクリス・ベル先生からは「必要に応じて新たなリソースを見つけていくのが良いでしょう。良い授業は良い授業で、この(遠隔授業の)フォーマットに調整すれば良いのです。汎用的に使えるITツールを2-3活用するのがまずはお勧めです。共有、画像やプレゼンにパドレットを使い、ズームやハングアウトをコミュニケーションに使うといった形です。」という先生の負荷と授業効果を意識したアドバイスを頂きました。

熊本市など教育委員会が積極的に遠隔授業を導入した地域ではツールの研修会が行われたそうですが、一回の研修だけでなく、随時相談や情報共有ができる体制も、汎用性が高く、一度で全てをマスターすることが難しいツールや常に進化し続けるテクノロジーツールを使うときには大切です。

保護者とのコミュニケーション

小中高のどの年齢の子どもにとっても、保護者にとっても遠隔学習の長期生活は初めてなので戸惑いも多い中大切なのは定期的なコミュニケーションである。

どの学校も、遠隔学習についてのハンドブックを配布し、先生、生徒、そして保護者の役割や責任がどの様に変わるのか、遠隔授業への取り組み方や授業の考え方、コミュニケーションの方法などが伝えられている。

ASIJでは、週に2回の保護者へのコミュニケーションだけでなく、学校全体から週1回のニュースレターと、小中高の各学校からも週1回ニュースレターを届けている。またよくある質問が常に更新され、普段は保護者がアクセスできない生徒の学習管理サイトの成績以外の部分も見れる様になっているそうだ。

MST では遠隔授業が開始されて6週間になるが、保護者からのアンケートやフィードバックで徐々に授業のフォーマットが進化している。週1回ペースでの学校全体からの連絡やクラスの先生からの課題の連絡に加えて、学校とやりとりができる保護者向けのセミナーも2回実施されている。また、学外での役にたつリソース(例:算数学習やロボット学習のサイトなど)も時々お知らせが来る様になってきている。

学習環境の整備

リモートワークに従事する保護者や兄弟もいる中、子どもたちが集中して遠隔学習に取り組める環境の整備は大きな課題である。できる限り集中しやすい静かな場所を見つけて欲しいと言うのは遠隔学習でデバイスとネットワークアクセスの次に大きな課題である。このインフォグラフィックスでは、そのほか遠隔学習で守るべきことをまとめている。

Quiet Place - 静かな場所

Video & MIC Off - 先生の指示があるまでは、生徒側のマイクはオフにする

Chat - マイクや映像で課題があるときにはチャットで先生に連絡を使用

MIC - 話すときだけマイクをオンにしよう

Sound Problems - もし動画は映るのに音声が上手く動かないときは、手を耳に当てて先生に合図しよう

Pen & Paper - メモを取るペンとノートを準備しよう

はじめの一歩

さてここまで読まれて、考える事の多さに尻込みされる方もいらっしゃるかもしれませんが、遠隔学習成功の秘訣は少しずつ始めて、生徒や保護者の反応を元にアップデートしていくと言うマインドセットで臨むのが良いと言うのが今回の調査で分かった事です。HKISも昨年度のデモの時の経験があり、その時の学びを踏まえて今回遠隔学習に望んでいます。YISも最初はまず同期と非同期の学習について理解を深めて遠隔学習を設計するるところからスタートし、徐々に指導や評価というところにも考えられるフェーズになったそうだ。MSTも生徒同士のチェックインや中学でのよりかっちりとした時間割は徐々に導入されてきました。

まずはWi-Fiアクセスとデバイスの確保が課題かもしれないが、スマホでもスタートが可能です。日本の公立では先生が各家庭に電話をかけることで様子を確認していると聞きますが、生徒同士のふれあいや、生徒と先生のコミュニケーションの再開を目的として、1日15-30分オンラインで、顔を見ながら話をする所から始めるだけでも子どもたちにとっては学びのコミュニティを意識できる励みになることでしょう。

GIGA スクールで端末が全国に配布される前からトライアルを積み重ねることで、よりレジリアンスの高い教育が実現していく事でしょう。コロナウィルスの長期化が避けられない今、全世界が「習うより慣れろ」の気持ちで遠隔学習に取り組んでいます。日本中、そして世界の実践から学ぶことで、日本がコロナ後もオンライン教育やテクノロジーを活用した教育に移行するきっかけとなる大きなチャンスとして、少しずつ取り組みを始めて頂ける事を願っています。また、自治体や教育委員会は、14の要素を踏まえて、端末の到着に備えた態勢や必要な予算やリソースについて考え始めて頂けるとスムーズでかつ有効な導入に繋がることでしょう。

参考サイト:

Distance Learning at ASIJ - https://www.asij.ac.jp/asij-stories-video/distance-learning-at-asij

YIS Continuous Learning - https://sites.google.com/yis.ac.jp/continuouslearning/home?authuser=0

HKIS shares methodologies for distance learning - https://www.swivl.com/2020/03/06/distance-learning-swivl/

Seesaw https://web.seesaw.me/

Flipgrid - https://flipgrid.com/

Padlet - https://jp.padlet.com/

ロイロノート - https://n.loilo.tv/ja/

関連記事:

オンライン教育シリーズ2: ミレニアム・スクールのオンライン授業化における10の学び

http://www.futureedu.tokyo/education-news-blog/2020/7/25/online-learning-at-millennium-school

取材への感謝

Special Thanks to: Rebekah Madrid (Middle School Vice Principal, YIS), Chris Bell (High School Teacher, American School in Japan), Yasuko Elison (YIS Parent), and Tomoko Fujiwara (UST Parent)

Written by Emi Takemura

In EdTech, 21st Century Education Tags Distance Learning, Online Leaning, Covid-19
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