6月は小学校生活にも慣れ始め、次のステップに向けて準備を始める大切な時期です。夏休みの準備から学習習慣まで、低学年のお子さまを持つ保護者の方に向けて、この時期だからこそできる準備のポイントをご紹介します。
今すぐ始めたい「夏休みの計画づくり」
保育園では長期休みがなかったご家庭も多いかもしれませんが、小学校では7月下旬から約40日間の夏休みが始まります。人気のプログラムはすぐに埋まってしまうため、今の時期からの準備が重要です。
早めにチェックしておきたいもの
学童保育の申し込み状況
夏休みキャンプや短期プログラムの募集情報
学校の水泳教室の予定
「バックアッププラン」も忘れずに せっかく予約しても、当日体調を崩して参加できないこともあります。代替案を2〜3つ考えておくと、急な変更にも慌てずに済みます。
2学期に向けて「辞書引き」を始めよう
小学校低学年のうちに辞書に慣れておくと、その後の学習がスムーズに進みます。辞書の引き方は小学校3年生に習うことが多いですが、1年生の2学期から漢字学習が始まります。1〜2年生のうちから親子で楽しく触れておくことをおすすめします。
今から始める辞書引きのメリット
言葉への興味が自然と育つ
漢字学習や国語の授業で役立つ
語彙力が自然に増える
自分で調べる自信や習慣がつき、読書への意欲につながる
低学年にぴったりの辞書選びのポイント
子どもが自分だけで調べられるもの 特に低学年の場合は、すべての漢字にふりがながふってある辞書を選びましょう。「自分だけで調べられる」ことが、子どもの好奇心を刺激します。
夏休みなど時間に余裕があるときに、親子で一緒に辞書を開いてみませんか。最初は好きな動物や食べ物の名前を調べるだけでも十分です。
音読・ひらがな練習は焦らずサポート
小学校1年生の1学期では音読の宿題やひらがな・カタカナの練習が中心になります。お子さまの成長段階に合わせたサポートを心がけましょう。
音読で大切にしたいこと
決められた回数をコツコツ続ける
1年生はまだ一文字ずつ読んでも大丈夫
2年生でも焦らず、お子さまのペースを大切に
一生懸命読む姿を「よく頑張ったね」と認めてあげる
完璧を求めず「一緒にやろうね」と声をかける
読む力は、焦らずに見守ることで自然に育ちます。
文字の練習は指先の発達から
ひらがな・カタカナ・漢字の練習で字が汚く、直しが多いと親も子も悩みますよね。でも叱っても改善しません。低学年のお子さまは、まだ鉛筆をうまく動かせない段階だからです。
指先のコントロール力を育てる方法
迷路や運筆練習を毎日1〜2枚取り入れる
1年生は特に焦らずコツコツ続ける
2年生になっても個人差があることを理解する
小さな上達も見逃さずに褒める
指先の力は一日で身につくものではありません。低学年のうちは「きれいに書く」よりも「書くことを嫌いにならない」ことを大切にしましょう。
FunDa.EDUでは、小学校低学年のお子さまの成長段階に合わせた学習サポートを行っております。辞書引きの方法から学習習慣づくりまで、1年生から3年生まで幅広くサポートいたします。お問い合わせはこちらから https://www.fundaedu.jp/contact