Future Edu Tokyo

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TOKYOで世界一の教育が受けられる未来に

日本の女の子が幸せな人生を送るために、どんな教育環境に置けば良いのでしょうか?情報が氾濫する時代だからこそ「世界のどこかにある学校では素晴らしい教育を受けられるそうだ。」と言うのを確かめずにはいられません。しかし王族のお姫様のように世界一と言われる学校ならばどこにでも通わせられる訳ではありません。わが家には3人の子どもがいるので、教育費も3人分かかるのです。

それでもせっかく家族旅行をする機会があるついでならば、子どもたちのキャンプに参加させてみよう、渡航先で開催されているワークショップを体験させてみようと、これまで10カ国を渡り歩いてきました。今でこそだいぶ日本も追いついてきましたが、海外の教育プログラムや教育現場には日本にはまだない工夫がたくさんあります。海外の教育プログラムに参加させるにあたり、親たちは外国語の心配をします。ヒット曲「PPAP」ではありませんが、子どもたちは楽しければ外国語だって大人より簡単に身につけます。

大学をはじめとする入試改革も毎年行われていますが、日本ではまだ学校教育以外でも「入試に通用する学力」が重要視されていて、「世界に通用する学力」は後回しにしている傾向があります。つまり大学に入るための「入口戦略」が未だに通用しているのです。かつて「なぜ東大よりもハーバード大なのか」と言うコラムを書かせていただきましたが、日本には本当の意味での「総合大学」がありません。また国籍や男女比も大学側で戦略を持っているとは思えません。

とはいえ、日本の学校教育が国際バカロレアの推進など「世界に通用する学力」へ変わろうとしているので、海外留学しか手段がないばかりではありません。入試改革を見越して、学習塾も野外体験、自然科学、文化体験、テクノロジーなどさまざまなプログラムを始めています。特に学年別ではない多学年クラスでのアクティブラーニングも盛んです。

私は日本のママたちが世界一になるためのコミュニティ「MamaBA(ママビーエー)」でグローバル教育講演会を開催しています。これからも「日本でママになれて良かった」と思えるグローバル教育情報をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

by Sachiko Hirayama