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12才までの海外サマーキャンプを楽しむ3つの方法

夏休みに親子で海外旅行をする機会というのは、子どもが小学生くらいまでのことが多いのではないでしょうか。初めて行く異国の地で、大人も子どもも満足の行く旅行計画というのは、本当に悩ましいものです。

せっかく海外旅行に行くのなら現地の子どもたちと交流したり、ついでに親同士も仲良くなってみるのはいかがでしょう。現地のファミリーは、プロのガイドよりも頼もしいところもあるのです。

たとえば、子どもに必要な生活用品を売っているお店、クリニック、プレイスポット、施設、キッズプログラム、チャイルドケア、地域のイベントなど。インターネットやガイドブックに載っていないような身近な情報こそ、子連れ海外旅行に必要ではないでしょうか。

1)初級編:親子ホームステイ

親子ホームステイの魅力は、到着してすぐにホストファミリーのインフラや生活情報をそのまま利用できるということです。コンドミニアムの場合、食材や洗剤、レンタカーやチャイルドシートなど、必要なものがたくさん!子連れでの不慣れな買い物はくたびれてしまいます。

また、ホストファミリーの友人やご近所さんともそのまま仲良くなれるので、いっきに現地の知り合いを増やすこともできます。渡航先にカナダを選んだ理由は、2歳からのハーフデイキャンプと5歳からの滞在型キャンプがあるためです。
(写真:カナダサマーキャンプ2007

2)中級編:デイキャンプを利用する

デイキャンプ(日帰りキャンプ)は、おもに小学生を対象としています。月曜〜金曜の一週間単位で、ホームページから申し込むものです。お弁当と水筒、水着、タオルなどを持って、朝から夕方までを過ごします。

室内や屋外での遊びやスポーツなどが中心で、大きな公園や博物館などに遠足もします。幼児向けには、半日の室内遊びを中心としたプログラムもあります。週替わりでスポーツアカデミーやサイエンス、プログラミング、音楽キャンプなどのテーマキャンプに参加するのも楽しいです。

コンドミニアムでの自炊や運転などに慣れている場合は、子どもたちをデイキャンプに送り出して海外生活を楽しみましょう。
(写真:カナダサマーキャンプ2005

3)上級編:レジデンスキャンプを利用する

レジデンスキャンプ(滞在型キャンプ)は、小中高生までを対象としています。日曜(月曜)〜土曜の一週間単位で、空港送迎を頼めることも多いです。寝袋と一週間分の衣類と、おやつ用のお小遣いを持たせて、一週間を海辺や湖畔、山などのキャンプサイトで過ごします。

昼間はいろいろなアクティビティを選び、夜はキャンプファイアなど歌ったり踊ったりするようです。非ネイティブ向けの語学(ESL)キャンプもありますが、普通のキャンプの方が安くて現地リピーターが多いです。また、家族でキャンプサイトを利用することもできます。
(写真:ハワイサマーキャンプ2006

最後に: 日本で英語サマーキャンプを楽しむ

海外サマーキャンプの雰囲気を日本で体験することもできます。おもに日本にある外国人学校やインターナショナルスクールが開催するデイキャンプです。

また、海外の大学生によるレジデンスキャンプなども開催されています。わざわざ海外まで行って、非英語圏の子どもたちと語学キャンプに参加するよりも日本の英語サマーキャンプのほうが良質かもしれません。

この夏、瀬田インターナショナルスクールによる長野県白馬村での小学生サマーキャンプ「Hakuba Peaceful Camp」が開催されます。帰国インター生向けと語学キャンプを選ぶことができます。また、MamaBA(ママビーエー)メンバー(無料メルマガ登録)としてご予約されると新宿駅からのアテンドサービスがリクエストできます。(先着順にて5月末締め切り、キャンセル料はキャンプ1ヶ月前より50%発生)

子どもたちに有意義な夏休みを考えてみませんか?

日本のママたちが世界一になるためのコミュニティ「MamaBA(ママビーエー)」では、世界で子育てしている日本のママたちのグローバル教育交流会も開催しています。これからも「日本でママになれて良かった」と思えるグローバル教育情報をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
 

著者: Sachiko Hirayama (平山 佐知子)
東京都港区にて会社経営。音大卒業後、プログラマ、国際会議の運営と音楽プロモーターに携わる。3児と10カ国の海外旅行を経験。日本のママ目線で、グローバル教育の執筆や講演。MamaBA リードオーガナイザーとして、数々の教育関係のイベントも主催。

日本大学藝術学部音楽学科作曲コース卒業|アメリカのペースメソッド音楽教室主宰|全日本スキー連盟インストラクター

twitter:  @VersaceTOKYO